Developed as part of the CARLA Summer Institute Developing Classroom Materials for LCTLs

 

 

Noriko Fujioka-Ito

University of Cincinnati

 

Content Area:    Understanding Japanese Industries

Language:        Japanese

Target Audience: Foreign interns working in Japanese companies

Proficiency Level: Intermediate

Purpose:     Using selected parts of the GE Japan website, students will learn new terms in engineering and business fields and develop an understanding of Japanese industries.

Part A:

Material A Nihon de no Jigyo (enterprises in Japan)

Sequence of Activities

1.                                Students will comprehend engineering terms in the passages.

(Pre-reading activity B & Reading activity Part 1-4)

2.                                Students will compare and contrast each enterprise in the GE Japan.

(Reading activity Part 1-4)

3.                                Students will develop critical thinking skills by reviewing the manufactures of enterprises.

(Reading activity Part 4)

Part B:

Material B GE Women’s Network

Sequence of Activities

1.                                Students will demonstrate an understanding and develop the multiplicity of cultural perspectives on Japanese working women

in Japanese companies. (Listening-Communicative activity Part 1)

2.                                Students will further gain an insight into views of carrier-oriented women in Japan by interviewing them. (Listening-Communicative activity Part 2)

 

Part A: 読む練習・書く練習

 

読む前に

A        ゼネラル・エレクトリックは、どんな企業ですか。日本語で書いてください。

 

 

 

 

 

 

 

B       日本のゼネラル・エレクトリックには、11の事業部門があります。

Material Aを見て、下のリストに書いてください。

 

1  GEアドバンス・マテリアルズ事業

    GEインシュアランス事業

    GE[                         ]事業

    GE[                         ]事業

    GE[                         ]事業

    GEコマーシャル・ファイナンス事業

    GE[                                 ]事業

    GEコンシューマー・ファイナンス事業

    GE[                         ]事業

10  GEヘルスケア事業

11  NBC事業


Material A

ゼネラル・エレクトリック(GE)は、発明王トーマス・エジソンを創立者の一人とするグローバル企業です。日本においても1世紀以上前から事業を展開してきた歴史があります。世界で2番目に大きい市場として、また多くのオペレーションやジョイントベンチャーを通して、GEは日本経済と大きく関わっています。

 

GEの事業は、11の多種多様な事業部門から構成されます。真のグローバルな企業を目指すGEは、卓越した独自の経営手法を取りつつ、日本の多くの事業において日本人経営トップを登用しています。

 

1. GEアドバンス・マテリアルズ事業

     

> 日本GEプラスチックス

革新的な高機能エンジニアリングプラスチックを開発・製造・販売しています。製品ラインナップは、耐熱性、耐候性、耐衝撃性、耐薬品性、高強度、難燃性といった特質を備えて多岐にわたり、お客様にとっての最適な材料を常に提案し続けてきています。また、製品のデザイン性を飛躍的に高める着色プログラム

Visualfxを提供しています。多様化する市場ニーズに応え、革新的な素材の提供だけでなく、お客さまの製品開発時におけるデザイン・コンセプトの立案から設計支援まで、最適なソリューションを提供しています。

> GEポリマーランド・ジャパン

エンジニアリングプラスチックおよびシートやフィルム、コンパウンド品、樹脂成形金型やそれに付帯する部品、射出成形機などプラスチック製造設備・機械など、エンジニアリングプラスチックとその関連製品を幅広く販売しています。インターネットオンライン注文サービスにより、便利で迅速な24時間オーダー、リアルタイムな納期回答サービスも提供しています。

> GE東芝シリコーン

シリコーンは耐熱性・耐寒性、絶縁性・電導性といった相反する性質を発現で

き、形状もオイル状、ゴム状、樹脂状と自在に変化させることが可能です。これらの特性を生かし、住宅、電気電子製品、化粧品、自動車、建設、医療機器な

ど、多様な産業分野に幅広い製品を提供しています。GEのシリコーン事業のアジア統括拠点としてグローバルな事業を展開しています。

> クオーツ事業部

原料の精製から最終仕上げまでの全プロセスに最新の設備を導入し、高品質で価格競争力のある石英素材や製品を製造しています。半導体製造装置の主要プロセス部材として使用され、シリコン・ウエハー引上用の石英ルツボ、また照明産業では、高圧水銀灯やプロジェクター用ランプなどの用途が増加しています。

> アドバンス・セラミックス事業部

携帯電話や発光ダイオードに使用される化合物半導体ウエハーの製造に必要なCVD窒化ホウ素のルツボや半導体製造プロセス等に使用される静電チャック・ヒーターなどを製造しています。さらに包装紙やボトルのラベル、ポテトチップの袋などに使われる金属蒸着向けのファインセラミックスの製造・販売も行っています。

 

2. GEインシュアランス事業

      []

 

3. GEインフラストラクチャー事業

     

> ベッツ事業部 

水処理事業、製油所・石油化学・半導体・発電・食品・自動車・製鉄関連のエンジニアリング・サービス提供および関連機器、工業用薬品の製造・販売を行っています。

> 日本パナメトリクス

米国マサチューセッツ州に本社をおく当社は自動車・造船・石油化学・発電・半導体・重工業・プラスチック・天然ガス分野などに最先端技術を応用した工業用計測機器(水分計・超音波流量計・酸素計など)を製造・供給する革新的企業です。日本法人は、日本国内におけるこれら全ての製品の販売とサービスを行っています。

> GEファナック・インターナショナル

産業用オートメーションソフトウェア、SCADA/HMI、システムソリューションを提供しています。オペレータ・インタフェースから生産管理、設備制御・監視など幅広く使われています。

> ドラックジャパン

圧力関連製品(圧力センサー、圧力コントローラ、圧力インジケータ、エア・データ・テスト・システムをはじめ、各種プロセス・キャリブレータおよび標準圧力発生器)、温度/湿度関連製品を英国、米国、仏国の工場より輸入し、日本国内での販売・サービスの提供を行っています。

 

4. GEエクイップメント・サービス事業

      []

 

5. GEエナジー事業

     

> 電力事業営業部

日本では新規ユニットの販売からアフターサービスまで幅広く事業展開しています。東京電力の富津火力発電所4号機には、GEの最新型1,500度級「9H」ガスタービンを組み込んだコンバインドサイクル発電システムを2008年の初号機営業運転開始に向けて建設中です。

 

> 分散型電源事業部

20035月より世界大手ガスエンジンメーカのひとつであるイェンバッハ社が電力事業部の一ビジネスになりました。ガスエンジンは小中規模の分散型電源、熱併給発電機器として、高効率、低環境負荷などの特長により日本でも非常に大きな注目と成長が期待されている製品です。GEイェンバッハのガスエンジンは40年以上の歴史をもち、世界で3000台以上、日本でも150台以上の納入実績を誇ります。出力レンジ0.3MWから3MW、バイオガスを含む各種燃料に対応する製品をご提供いたします。 

> エネルギーサービス事業部

GEデザインの発電用機器に対して部品の供給、設備の検査、修理、技術員の派遣等の技術サービス、出力増加、性能向上等のアップグレードサービス、またそれらをまとめた長期保守契約サービスを提供しています。又、GE以外の設計による発電機器に対しても部品の供給・修理・サービス等を提供可能です。加えて送配電、テレコム、水道、ガスなどのネットワーク設備の設計、運営、監視、管理に関するトータルソリューションも提供しています。

> 原子力事業部

今日、原子力発電は日本の総電力供給量の30%以上を占めており、日本の電力需要を支える重要な柱のひとつとなっています。そして、日本で運転されている原子力発電所の約半分がGEが開発した沸騰水型原子炉(BWR)を採用しており世界各地で発電所の建設および保守を行ってきた実績をそのまま日本の原子力発電に生かしています。

> 風力事業部

今後成長が期待される自然エネルギー事業です。1MW以上の大型機では世界シェアNo.1を達成し、日本でも既に40機以上の納入実績を持っています。また販売だけではなく、アフターサービス向上のためのサポートサービスも提供しています。これからもGEの培ってきた技術と品質で、重要なエネルギー問題と環境問題のソリューションプロバイダーとしてビジネスを拡大していきます。

>グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン

沸騰水型原子力発電所用燃料体の国産化を目的に、(株)東芝、(株)日立製作所と合弁で設立したわが国初の原子燃料加工会社です。燃料の開発、設計、製

造、販売ならびに関係するエンジニアリングを行っています。

 

> 東芝GEタービンサービス

電力用ガスタービンの補修サービスを提供。最新の補修技術を導入し、GE製タービンの国内におけるメンテナンスサービスの迅速化に努めています。

>GEパワーシステムズ・オイル&ガス在日連絡事務所

イタリア・フィレンツェに本社をおくGEパワーシステム・オイル&ガスは、石油・天然ガス分野におけるガス・蒸気タービン、圧縮機、ポンプ、圧力容器、バルブなどの機器設計製造のワールドリーダーです。当事務所は、これらすべての製品に関し、日本のお客さまに対して、本国との連絡業務を行っています。

> 日本ベントリー

長年にわたり築き上げられた回転機の振動計測応用技術と回転機械診断技術の研究と知識を基盤として、プラント全体の資産管理と運用を最大限に導くための総合的なツールと技術支援を提供しております。日本国内では据付サービス、装置類の運転状況の診断、プロジェクト・マネージメント・サービスなどを通して直接お客さまをサポートすると共に、輸出プロジェクトのインターナショナル・サポートなども行っています。

 

6. GEコマーシャル・ファイナンス事業

      []

 

7. GEコンシューマー&インダストリアル事業

     

> 家電事業部

使いやすく機能美にあふれたデザインと優れた品質を兼ね備えたGEの家電製品は、世界中の消費者から高い評価を受けています。GE製家電製品の日本における販売は、代理店である日本ゼネラル・アプライアンス、吉岡電気工業および全国のコジマを通じて行っています。修理については、GEアプラィアンスサービス受付センターをご利用いただけます。

> GEコンシューマープロダクツジャパン

日本ではGEコンシューマープロダクツジャパンに代表されるライティング部門は、照明ビジネスのグローバル・リーダーとして、市場の変化と共に成長してきました。長年にわたり培われた日本市場での経験をもとに、GEのグローバル・リソースを活かした高度のライティング・ソリューションを提供していきます。

> アジア地域(日本)調達事業部

GEが世界最高の家電メーカーとしての地位を維持するためには、消費者が求める最高品質の製品を安く市場に提供することが必要です。そのため最新技術を導入し、徹底した品質・出荷管理を行うことによって、常に調達業務の向上を追求しています。

> 受配電制御事業本部

受配電・制御機器分野で、電気機器をはじめとする産業設備の保護・制御製品やシステムを提供しています。中低圧受配電盤、中低圧開閉器、配線遮断器や世界最新のマニュアル・モータースタータ、PQM電力品質管理メーター、電力監視制御システムは高い評価を得ています。日本から世界中の市場に向けて出荷される輸出仕様の分電盤、配電制御盤にもGEの製品は多く採用されています。

 

8. GEコンシューマー・ファイナンス事業

        []

 

9. GEトランスポーテーション事業

     

>北アジア太平洋地域航空機エンジン事業部

現在就航中の全日空、日本航空、日本エアシステムの旅客機のほか、陸、海、

空、3自衛隊の自衛隊機ならびに艦艇、さらには政府専用機にもGE製エンジンが搭載されています。

 エンジンサービスの分野では、エンジン整備・修理において、最高の水準を誇るGE独自のハイテク技術を駆使し、今日の航空機エンジンに要求される厳しい品質基準を満たすことを保証しています。またメンテナンス・プランニング、管理などを含めた包括的なプログラムを提供することで、エンジンのライフサイクル・コスト低減を実現しています。    

>日本GEエンジンサービス GEと全日本空輸(ANA)ならびに石川島播磨重工業(IHI)の合弁会社で、航空機エンジン部品の修理を行っています。GEのエンジンサービス事業におけるアジアの中核部門として、地域のお客さまに大幅な生産性の向上とオペレーティングコストの削減を実現しています。

 

 

10. GEヘルスケア事業

     

>GE横河メディカルシステム

1982年の設立以来、GEヘルスケアのアジアの中核を担い、医療用画像診断機

器、ネットワーク、生体モニターなどのトップメーカーとして、高品質の画像診断テクノロジーを提供するだけでなく、シックスシグマやGEのノウハウを駆使した病院経営のサポートやビジネスソリューションを提供しています。日本国内でもCTおよびMRIのトップシェアを誇り、高磁場MRPET/CTやデジタルマンモなどのGEならではの最先端の機器をお届けしています。また、独自に新製品を開発・製造し、GEのグローバルネットワークを通じて世界中の医療機関に提供しています。Six Sigmaに基づいた優れた品質とサービスは、高い評価を得ています。

>デーテックス・オメダ

麻酔器および麻酔関連製品、クリティカルケア患者用監視装置や、吸引・酸素療法製品などの製品の販売とアフターサービスを行っています。   

>アマシャム バイオサイエンス

19978月にアマシャムライフサイエンスとファルマシアバイオテクが合併して設立。ゲノミクス、プロテオミクス、細胞解析などの基礎研究分野から、医薬品の研究・開発におよぶライフサイエンスの広範な領域に、機器や試薬のみならず技術支援・アプリケーションサポート・機器のアフターサービスを統合したトータルソリューションを提供しております。 ハイスループットDNAシークエンシングシステム、遺伝子発現解析用高性能DNAマイクロアレイシステム、タンパク質の分離・精製システム、タンパク質機能発現解析用ソリューション、細胞機能解析システム、新薬のスクリーニングや疾患の解析における生体プロセス解析のためのハイスループットシステムなど、50年以上にもおよぶライフサイエンス研究支援の実績とたゆまぬ新技術への取り組みが可能にした多彩なソリューションは、ライフサイエンス分野で世界標準となっています。

 

11. NBC事業

[]

 

 

Extract of the text retrieved from http://www.gejapan.com on August 3, 2004

Part 1:        GEアドバンス・マテリアルズ事業」のセクションを読んで答えてください。

そして、それぞれのセクションで開発・製造・販売している製品を書いてください。

事業部セクション名

開発・製造・販売している製品

日本GEプラスチックス

 

 

GEポリマーランド・

ジャパン

 

GE東芝シリコーン

 

 

クオーツ事業部

 

 

アドバンス・セラミックス事業部

 

 

Part :        GEインフラストラクチャー事業」のセクションにあることばの意味を英語で書いてください。

半導体                                 造船                          

発電                                    生産管理                      

設備制御                              

 

Part :GEエネジー事業」のセクションを読んで答えてください。

i)               ガスエンジンで有名なのは、どの事業部ですか。

 

                    事業部

ii)    ガス・蒸気タービン、圧縮機、ポンプ、圧力容器、バルブなどの

機器設計製造でワールドリーダーなのは、どの事業部ですか。

 

                    事業部

 

 

iii)            「9H」ガスタービンを組み込んだコンバインドサイクル発電システムを開発しているのは、どの事業部ですか。

 

                    事業部

iv)            1MW以上の大型機の世界シェアが一番なのは、どの事業部ですか。

 

                    事業部

 

v)              燃料の開発、設計、製造、販売などをしているのは、どの事業部ですか。

 

                    事業部

 

Part 4:GEコンシューマー&インダストリアル事業」「GEトランスポーテーション

事業」「GEヘルスケア事業」のセクションを読んで、あなたがどのセクションで仕事がしたいか、その理由を書いてください。

仕事がしたい事業部

 

 

そこで仕事がしたい理由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読んだ後で

技術用語を使って、今、日本でしている仕事について書いてください。

 

日本での仕事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Part B: 聞く練習・インタビュープロジェクト

 

聞く前に

A       日本へ来る前、会社にいる女の人は、どのような仕事をしていると

思っていましたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B        日本に来てから、日本で仕事をしている女の人はアメリカで仕事をしている女の人と何が違うと思いましたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Material B

GEでは女性社員の人材育成のための、GEウィメンズ・ネットワークというボランティアベースの組織があります。GEグループ会社で働き続けたい、特に、キャリアを積みプロフェッショナルとして成長したいと思っている女性社員に対し、様々な情報提供や教育・研修、ネットワーキング・イベントなどの活動を

立案・実行し、提供しています。

>  GEで活躍する女性たち

GEには能力を最大に活かし、はつらつと活躍している女性社員がたくさんいます。多くの女性社員からロールモデルとして目標とされている彼女たちにインタビューしました。

 

 

 

 

 

GE コンシューマー・ファイナンスコレクション(管理企画)アシスタントマネージャー 黒澤直美

<-クリックしてください。黒澤さんのインタビューが聞けます。

Interviewer (R): 黒澤さんは、今までどのようなお仕事をされてきましたか。

 

Interviewee (E): 1992年にミネベア信販に契約社員で入り、千葉にある回収センターでオペレーター業務をしました。その後、ミネベア信販が信販・カード事業をGEの営業に移し、199412月にGEグループ企業になりました。1996年に信販会社で初めての集中オペレーション・センターが府中にでき、その時に正社員になりました。

 

R: そこで、どのようなお仕事をされましたか。

 

E: コレクション部の初期回収セクションのチーフとして約30人の部署内のトレーニングや業務指導をすることになりました。オペレーション・センターの業務が大きくなり、私の部署も1年後に100人になったため、いくつかのチームに分かれ、私はその中のフロント・エンドダイヤラーのチームリーダーになりました。その後、1999年にコレクション部では二人目の女性マネージャーのチャンスをいただきました。20019月からは、同じコレクション部のプランニングチームに移りました。そこでは、支払保障保険の導入プロジェクトなどのプロジェクトでコレクションのところをリードしました。今年2月には、コレクション部プランニングチームが管理企画に変わりました。そこでの私の仕事は、オペレーティング・セッションの部内計画の取りまとめ、コレクション部の経費管理です。さらに、コレクション部では個人情報を扱う業務上のコンプライアンスを守らせる必要があり、定期的に社員のコンプライアンス・チェックを行ったり、法律などにあわせて社内の文書を変えるなどの文書管理も行っています。

R: GEになってからどのように思いましたか。

 

E: GEでは新しいことを作っていくことが求められます。たとえば、前は、回収実績を上げるというチャレンジを気合いで伸ばす!という考えでしたが、GEでは、回収の成績をあげるために、より機能しやすいように組織を作るというようなアプローチでしたので、最初は戸惑いました。特に、ワークアウトはとても違いました。というのは、現場の社員が集まり、問題点をどのようによくするかについて決め、上司の同意と支持を取り、半月ぐらいで部署内のプロセスが変わるという、目に見えて変化していくことに本当に驚き、すばらしいと思いました。

 

R: GEのリーダーとして大切なことはどんなことだと思われますか。

 

E: 決断力だと思います。大きな組織の中で戦略のところで決断が遅れてしまうと、現場のオペレーションが進まなくなってしまいますから。その次に、洞察力も大切だと思います。

 

R: GEのリーダーには、どんな人がいいのでしょうか。

 

E: まずインテリジェントでなければならないし、情熱を持ち、実行力があり、それこそGEバリューの全部をそれぞれとても高いレベルで求められています。ですから、他の会社でリーダーができてもGEではうまくいかない場合もあるでしょうし、逆にGEでリーダーの人はどこへ行っても大丈夫だと思います。それくらいGEのリーダーの人たちは優秀ですが、同時に大変だと思います。

 

R: 仕事でどういうことにやりがいを感じられますか。

 

E: 自分の成長とチームメンバーの成長が感じられたときです。それから、他とは違うアプローチを考え、それが取り入れられたとき、また、仕事が会社から要求された以上にうまくできたときですね。

 

 

GE フリートサービス IT担当ブラック・ベルト 

平間麗美

<-クリックしてください。平間さんのインタビューが聞けます。

Interviewer (R): 平間さんはどのようにGEに入られたのですか。

 

Interviewee (E): 青山学院大学国際政経学部在学中にカナダのマッギル大学政治学部で勉強し、1年間法律事務所で仕事をした後、GEフリートサービス日本リースオートに19994月に入りました。クオリティ・リーダーのジーン・フックスのアシスタントとして、通訳やアドミン関係の仕事をしましたが、ジーンは私を通訳として使うだけでなく、シックス・シグマやいろいろなビジネストレーニングに出して勉強のチャンスをくれました。

 

R: その後、IMLPに参加されましたね。

 

E: EMSセッションのとき、ジーンに将来何になりたいかと聞かれたので、ブラック・ベルトになりたいと答えました。ジーンは「ブラック・ベルトは一度業務を経験した後でなる方がいい。まずリーダーシッププログラムに参加して現場を勉強してきなさい。その上でブラック・ベルトにトライしてごらんなさい」とアドバイスされました。先を急いでいた私は少し残念でしたが、今考えると、ジーンのアドバイスを聞いておいてよかったです。そのときのGEeビジネスに力を入れていたこともあり、IT分野のIMLPのプログラムを選びました。私にはITのバックグラウンドがなく、「やる気さえあれば大丈夫」とは聞いていましたが、実際にプログラムが始まると、まわりにはコンピュータ・サイエンスやMISのディグリーを持っている人が多く、私は毎晩人より遅くまで残って仕事をすることになりました。でもGEのデジタイゼーションに貢献しようという同じ考えをもった世界中のIMLP同士で支えあい、励ましあうことで、大変でもやめたいと思うことは一度もありませんでした。

 

R: 印象深かったプロジェクトは何ですか。

 

E: フリートで、基幹システム分析をしたときのことです。私は、プロジェクトタスクの進捗管理、成果物の作成と管理、アメリカ本社への報告などの仕事をしていたのですが、プロジェクトの途中で、チームのモチベーションが下がってしまいました。一人一人はみんなスキルの高い人ばかりなのに、そのスキルがチーム全体で集まっていないようで、どうにかしてみんなの気持ちを一つにしたいと考えたのです。そこでIMLP時代のトレーニングで体験したチームビルディングをやってみました。SWOT分析で、チームの能力をひとつに集めるにはどうすればよいかをみんなで話し合ったのです。

 

R: 話し合って、どのように変えたのですか。

 

自分たちで分析をすることで、チームの強いところや価値があるところをもう一度考えて、その価値を会社のために貢献したいという気持ちが一つになりました。そのときは、とても感動しました。やる気が同じベクトルに向かって一つになったときに、考えることや技術を持つだけではできない大きな成果が生まれることを、感じました。データや数字などのハード面だけでプロジェクトを考えていた私には、驚いた経験でした。

 

R: ご自身のこれまでのキャリアについて、どうお考えですか。

 

E: IMLP時代に作ったネットワークや、他のGEビジネスでの体験をできるだけ活かすことは、今いるビジネスの成長に貢献できるチャンスだと思っています。

 

R: これからの目標は何ですか。

 

E: ブラックベルトはシックス・シグマの手法を使ってプロセスをよりよくする活動を行うGE全体の共通の役割です。IMLPのバックグランドを活かしながらブラックベルトとしてシステムからの見方で会社をよくして行く活動を行い、会社のコアプロセスに貢献していくのが、今の私の目標です。そして、これから、もっと戦略的なイニシアチブに関係する仕事や、会社全体のプロジェクトをマネジメントしたり、ITの強いところを活かしたソリューション作りなどをして行きたいと思います。

 

ニッセンGEクレジット クオリティ・リーダー 

曽根秀子

<-クリックしてください。平間さんのインタビューが聞けます。

 

Interviewer (R): GEにどのように入られたのですか。

 

Interviewee (E): ヘッドハンターからたいへん面白い仕事があると言われて、話を聞いてみたらそれがGEコンシューマー・ファイナンスだったわけですが、GEでしたのでやってみたいと思いました。それは、前から、GEとジャック・ウェルチ前会長についてとても興味があったのです。また、インタビューでGEコンシューマー・ファイナンスの山川社長に自分の強いところと弱いところを聞かれ、前から自分の弱いところは特に人に対するCritical Decisionであると思っていたので、そのお話をしました。

 

R: どのようなことを話されたのですか。

 

E: ずっと人を育てることがビジネス及び自分の成長にどれだけ大切かと教えられてきて、自分のスタッフをできる限り生かそうという努力をしてきました。けれど、その人がそのポジションに合っていないと思っても、自分の努力が足りないのではないかという疑問に答えが出せなくて他のスタッフにも悪い影響を与えてしまっていたことが1,2度ありました。もっと早いときにポジションに合っていないスタッフを動かせばよかったのですが、なかなかできないというマネジメントとしてはあまいところを持っているということです。山川さんは私のその話を聞いて、「GEではそれをエッジと言います」とおっしゃって、GEにおける4E (Energy, Energize, Edge, Execute)について説明してくださいました。この山川さんのお話をうかがって、「この会社に入れば自分もエッジを持つトレーニングができるかな」と思い、GEに入ることにしました。

 

R: マーケティングのキャリアがあるわけですが、曽根さんは成功するためにどのようなことをしていますか。

 

E: お客様の見方で物を考えることが大切だと思います。たとえば、ダイレクト・メール一つにしても、自分がこれをもらったときごみばこに捨てないで開けるかどうか、それはなぜか、内容は一方通行ではないかを必ず考えるようにしてきました。若いときには自分がこれがいいと思ったものをお客様に押し付けたりしたものですが、ある時、ある大きい加盟店から自分がいいと思ったものを売ろうとしてはいけないと言われてから、お客様の立場になって考えるWin-winの関係を大切にするようにしています。これは、私がお客様から勉強させていただいてわかったことです。また、本当の顧客主義は、ビジネスとしてなりたっていくということが大前提であると思います。

 

R: それは具体的にどういうことですか。

 

E: お客様の声を聞くとき、「このサービスがほしいですか?」というような質問をすると、ほとんどの人はないよりあったほうがいいと考えて、「はい」と答えると思います。でも、実際はそのサービスを使わないことがとても多いのです。たとえば、クレジットカードにサービスがついていて年会費が無料ならばお客様にとっては一番いいのに決まっているのですが、それではビジネスとしてはだめです。お客様が本当にほしい商品・サービスを見つけて、そして費用と効果について分析し、ビジネスにとってもプラスになるようにすることが大切だと思います。

 

R: 曽根さんをはじめ、GEには活躍なさっている女性がたくさんいて、どの人たちも転職のチャンスをうまく生かしてやりたいことをなさっているような気がしますが、どう思われますか。

 

E: ある意味では、自分がやりたいと思うことをやっていると思います。私の場合は、自分の行く道を変えるとき、いつも将来、今持っていないものがほしいということで決めてきました。また、後ろを振り返らないで前を見て進むことにしています。「あのとき、別のことを決めていたら」と思うよりは、自分で決めたことだから、「まあ、これでいい」という感じですね。

 

R: では、これからGEのリーダーとなられる方たちに一言アドバイスをお願いします。

 

E: ピーター・ドラッカーの言葉の中で私が一番気にいっているのが、

The best way to predict the future is just to create it という言葉です。よく学びよく遊んで、将来は自分の手で作り出してもらいたいと思います。

 

Modified the text retrieved from http://www.gejapan.com/corporate/gewn/index.html

on August 3, 2004
Part 1: GEで仕事をしている三人の女の人のインタビューを聞いて、ブランクに書いて

ください。

 

インタビューアー

黒沢直美

平間麗美

曽根秀子

今、何の仕事をしているか

 

 

 

 

 

 

どのようにGEで仕事をするようになったか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GEで仕事をしていて何がよかったと思うか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Part 2 :日本で仕事をしている三人の女の人にインタビューをして、次のことを調べてください。

a)                    仕事で問題があったとき、どうしたか。

b)                   仕事をしていてよかったことは、何か。

c)                    これからどのようなことをがんばってしたいか。

 

 

インタビューの後で、わかったことを要約してください。

a) 仕事で問題があったとき、どうしたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

b) 仕事をしていてよかったことは、何か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

c) これからどのようなことをがんばって、仕事をしたいか。